デザインとビジネスの関係はずいぶんと語りつくされてきました。アートとビジネスの間も長い歴史があります。言うまでもなくアートとデザインの境界争いも周知のところです。しかしながら、これだけ3つがお互いに近いところで活動しているわりに、この三角関係を論じる場はおもったほどありません。
デザインから見ると、アートとビジネスはどういう関係に見えるんだろう? 同じく、アートから見ると、デザインとビジネスは?? ビジネスから見るとアートとデザインは??? この3つの視点をグルグルまわりながら、アート✕デザイン✕ビジネス+(そして、愛)の世界をつくっていくためのネットワーキングが本セミナーの目的です。
今回はSpecial Sessionとして、Xデザイン学校と共催でセミナーを実施します。社会における多様性の観点から主にマーケティング分野で研究されている、静岡大学大学院の本條晴一郎先生に話題提供していただき、後半では、安西洋之、八重樫文に加え、Xデザイン学校の山崎和彦先生も加わり、考えるディスカッションをしますのでご期待ください。みなさまの参加をお待ちしています。
DML Seminar 2018 オーガナイザー
安西洋之・八重樫文
DML Seminar 2018 オーガナイザー
![]() 安西 洋之モバイルクルーズ株式会社代表取締役・De-Tales ltdディレクター・立命館大学DML客員研究員 ミラノと東京を拠点としたビジネスプランナー。またデザインを視点においた異文化理解アプローチ「ローカリゼーションマップ」を考案し、執筆・講演等の活動を行っている。 著書に『イタリアで、福島は。』『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』(以上クロスメディア・パブリッシング)、『ヨーロッパの目、日本の目 文化のリアリティを読み解く』(日本評論社)共著に『デザインの次に来るもの』(クロスメディア・パブリッシング)、『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』(日経BP社)。訳書監修にロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP社)がある。毎週、サンケイビズに『安西洋之のローカリゼーションマップ』をコラム連載。 | ![]() 八重樫 文立命館大学DMLチーフプロデューサー・経営学部教授 武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。デザイン事務所勤務、武蔵野美術大学助手、福山大学専任講師、立命館大学准教授を経て、2014年より現職。 2015年度ミラノ工科大学DIG(Dipartimento di Ingegneria Gestionale(経営工学研究所))客員研究員。 専門はデザイン論、デザインマネジメント論。 著書に『デザインの次に来るもの』(共著、クロスメディア・パブリッシング)、『デザイン・バイ・マネジメント』(共著、青山社)、訳書に『突破するデザイン』(監訳、日経BP社)『デザイン・ドリブン・イノベーション』(監訳/訳、クロスメディア・パブリッシング)など。 |
---|